ゲシュタルト能力を利用した頑張らない秘策 | KASAIコーチの公式サイト

ゲシュタルト能力を利用した頑張らない秘策

がんばらないで楽々成功してしまうそんな方法があるのかというと、実はあります。
ただ、がんばらないと聴くと、寝てるだけで、勝手に全部上手くやってくれたという楽な方法かというとそうではないです。

ここで言いたいのは、一時的に疲れたとか思うことがあるかもしれませんが、疲労を押し切って、どんどん行動を促してくれる脳の使い方です。

といっても、それほど複雑なものではありません。
あなたにもこんな経験はないでしょうか?

  • いっつも、部屋がキレイなので、汚いとついつい掃除してしまう
  • 歯を磨かないと寝れない
  • お気に入りの作家の本を、とりあえず全部揃えたくなってしまう

これらの共通点は、「コンプリートしたい」という気持ちです。
完成形のイメージがあるので、そのイメージになっていないと気持ち悪くて、ついついやってしまうんです。

キーワードはゲシュタルト能力

コーチングでは、認識のひとかたまりのことをゲシュタルト能力と言います。
部屋がキレイな状態、歯がキレイな状態、お気に入りの作家の本を全部そろえた状態が一つがゲシュタルトです。
一度、パズルの全体像を頭にいれると、パズルを始めたら、そのイメージに向かって勝手に脳がパズルを完成させてくれます。

人間はゲシュタルトを一度に一つしか持つことができません。

  1. 貧乏な自分⇔お金持ちな自分
  2. 潔癖症な自分⇔そうじができない自分
  3. いつも忙しい自分⇔要領の良い自分
  4. 芸術的センスのある自分⇔センスのない自分

実際には、上記の中間のゲシュタルトを持つことも多いです。
いずれにしても、ゲシュタルトは二つ同時に持つことはできず、自分に対してなんらかの一つのゲシュタルトを持っています。
このゲシュタルト能力を利用すると、がんばらずになりたい自分になることができます。

こう聞くと、

  • ゴールを設定する
  • ゴールをリアルにイメージする、思い描く
  • 瞑想トレーニングをする

といったことをして、イメージ上でなりたい自分をリアルに想像すればよいと思われるかもしれません。
たしかに現状にとらわれずに、イメージすることは大切です。
高い志を持っていないと、その他大勢と同じような成果で終わってしまいます。
しかし、イメージが鮮明にできるまで行動しないと、いつまで経ってもイメージが作られずに頭でっかちになって、全く成果が出ません。

たとえば、東証一部に上場させるような事業家は、間違いなく働きまくっています。
ブラック企業で働きまくっている人もいますが、だからといって行動が無駄なわけではないです。

行動しながら、自分のゲシュタルトを徐々に自分のなりたいものへと形作っていきましょう。
たとえば、独立したいというのであれば、一流の事業家だったら、

  • ここの仕事で手を抜かないよなとか
  • 新しく出会った人との人脈を大切にするだろうなとか
  • ノウハウを鵜呑みにしないとか

という形で、日々の行動をあるべき自分にしていきます。
イメージが先で行動が後なのか、行動が先でイメージが後なのかですが、正直理論にこだわる必要はなく、コーチング的にはイメージが先だと言っているくらいに捉えておけば良いと思います。
アプリオリ(あらかじめ決まっているおの)なものはないし、鶏が先か卵が先かという感じで、動きながらイメージを作っていきましょう。

人間、ゲシュタルトは一つしか持てません。
それが故に、ちょっとこれまでと違うことをしようとすると、すぐに「自分らしくない行動をしてしまった」といって、素の自分に戻す力が強烈に働きます。
なので、事業家になりたいと思って行動してみると、以下のようなことが起こりがちです。

  • 事業家の集まりに会って会話をした⇒ちょっとした言動に傷ついたりして、もとのコミュニティに戻ってしまう
  • ためしに商品を売ってみたら売れた⇒自分らしくないので、まぐれだと思って止めてしまう
  • 事業家から話を聴いた⇒自分のコンフォートゾーンとズレているので、悪いことをして儲けてるのだと決めつける

これらは、すべて、強烈に働いている現状維持の力が、スコトーマ(盲点)を作ってしまい、自分以外の価値感を受け入れられなかったり、外に飛び出でようとするのを抑え込んでしまうことから起こります。
つまり、ゲシュタルトが現状の中に存在しているので、結局何をやっても、現状のままになってしまうわけです。

ではどうすればいいか。
行動しながら、

  • 失敗した時に理想とする自分だったら、次の策をすぐに考えるよな
  • どれだけ不利な立場におかれても、心は冷静でいられるよな
  • 八方塞がりな状況になっても、建設的に物事が考えられているよな

と、失敗したときのマインドも、あるべき自分でいるようにします。
逆境の強さは、成功するには絶対に必要なことですが、これは行動してみないと、イメージしにくいところです。
逆境に陥った時に、普通の自分に戻ってしまって、何もかも「ご破算に願いまして(=はじめからやり直し)」となってしまうわけです。
実は逆境はチャンスです。
行動を起こさないと、逆境も訪れません。
成功していくために必ず必要なプロセスなので、ピンチが来たら、「よしよし、初歩的なところは一旦抜けて、次に進みだしたぞ」くらいに思って、冷静に先に進んでいきます。

このように、逆境や失敗も考慮した、ゲシュタルトを自分の中に持つことで、逆境や失敗が起こっても、成功するために順当に行っていると思って、自動的に成功していくわけです。
逆境や失敗も、想定していれば別に怖くありません。
非常識な結果を得るためには、非常識な覚悟も必要というわけです。
といっても、このご時世、命を持っていかれることはまずないので、一生一回のチャレンジができると思って、心にくさびを打ち込みましょう。

私がゲシュタルト能力を使って事業を軌道に乗せた経験談

私は以前、月〜金でフルタイムの仕事をしながら、帰宅後はメールマガジンを毎日発行し続けました。
こんな考え方がいいとか、こういうやり方がいいという方法論がありますが、現状を変えていくには、やはり行動しかないです。
中にはご家族がいて、自由に時間が取れないという方もいらっしゃると思います。
それでも、何かしらの事業を始めたりする際は、競合がいて、競合に勝っていくには一定数の労力が必要になってきます。

結果的に、その時、私は365日ほぼ休まずに、メールマガジンを発行し続け、事業を軌道に乗せることができました。
途中、書く内容が思い浮かばなかったり、気持ちが乗らないこともありましたが、365日やり続ける自分をゲシュタルトにしていたので、メールマガジンを発行しないと気持ち悪くなっていたというのがあります。

ずっとそうした生活を続けていくのは、バランスホイールの観点でよくないとは思いますが、半年〜1年くらいは、そうした集中期間を作ってみてよかったと思います。

なりたい自分のゲシュタルトを行動ベースで作ってみる

多くの方が、なりたい自分の結果だけを思い描いて、日々の行動に落とし込むまでやれていません。
緻密に、こういう時はこうするというように、メモ書きしていっても、実践していくと、思わぬところで失敗したり、落ち込んだりする場面が現れます。
予め想定していなかったような事態が、現実世界では起きるということです。

こうした

  • 逆境
  • 失敗
  • 不安
  • 八方塞がり

といった事態で、理想の自分だったらどうするのかというのを、その場で考えていく癖付けをしていきましょう。
すぐ落ち込んでいた自分、過去に失敗したことを引きずってしまう自分というのがあったら、そうした自分のままになっていないかをまず眺めます。
そして、ネガティブな状況になった時に、理想の自分だったら、どう対処するかを常に考える癖付けをしていきます。
そうして実際の行動をベースに、理想の自分のげシュタルトを作っていくと、自然と成功者のマインドが身についていきます。